近年著しく多数の製品に搭載され、販売されている『NAND Flash Memory』
情報量としては少ない物を、メモ的に書きとめてある



フラッシュメモリを長持ちさせる『レシピ』


フラッシュメモリは少しの事を気遣うだけで、寿命を延ばすことが可能になる(あくまでも製造側のレシピだが)

 1.ゆっくり書き込む
  時間を掛けて『丁寧に』扱うとP/Eサイクルは伸びる、書き込み速度は落ちるけどね、逆に速度を上げるとダメージが増加する
  ユーザー側での速度制限の話では無いが、発熱や効率的なウェア・レベリングには役立つかもしれない

 2.もっと強力なエラー訂正を
  強力なECCを利用する事で、エラーが起きた際のリカバリー能力が向上し、見かけのP/Eサイクルが伸びる

 3.データ保持期間を犠牲にしてみる?
  1年間と言う長期間のデータ保持を保証するのであれば、その分絶縁体からの電荷の漏れを考慮しなければならない
  おかげで限界P/Eサイクルを低く設定しなければならない、6ヶ月データ保持で良しとするなら、もう少し限界域が広がる
  この手法では、実ストア容量も含めて制限される

 4.高品質なチップを、贅沢だね
  シリコンウェハの真ん中は製造工程上、素子レベル問わず、高速で高耐久性な上質チップが採れる
  プレミアムモデルとして販売している物は、そういう贅沢をしている可能性が非常に高いし、個体差もここで現れる



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